中村 あかり

暮らしの衛生コンサルタント / ハウスクリーニング技能士

ハウスクリーニング業界で10年以上、住まいのカビ問題と向き合ってきた衛生の専門家。「正しい知識があれば、カビは怖くない」をモットーに、場所別のカビ取り方法から日常の予防習慣まで、科学的根拠に基づいた実践的な情報を届けています。

中村 あかりの記事 (12)

カビ退治

トイレのカビは、場所ごとに使える洗剤が正反対になるのが厄介です。中村あかりが10年の現場で見てきた相談でも、落ちない原因は洗剤の弱さではなく、タンク内や樹脂製ノズルに塩素系を使って傷めてしまったケースが目立ちました。

湿気・除湿

加湿器のタンクは、冬場に超音波式を毎日使っていると、ある朝うっすらピンク色のぬめりが底に広がっていて驚くことがあります。加湿器の汚れはピンクぬめり、黒カビ、白い水垢の3系統に分かれ、正体を見分けてから洗うのが基本です。

カビ退治

エアコンのカビ臭さは、掃除不足だけで決まるわけではありません。ハウスクリーニングの現場では、同じマンションで同じ機種でも、冷房を切ってすぐ電源を落とす家と、送風を挟む家では、3年後の熱交換器の黒ずみ方に明確な差が出ていました。

カビ退治

水筒や弁当箱のパッキンは、黒い点が出やすいカビの温床である。水分・温度・栄養がそろいやすく、コーヒーやお茶、スポーツドリンクを入れたあとに外さず洗う習慣があると、溝の汚れは水流だけでは残ってしまいます。

おすすめグッズ

塩素系と酸素系のカビ取り剤は、ドラッグストアの棚で並んでいるように見えて、使いどころはまったく違うのです。ハウスクリーニングの現場でも、良かれと思ってカビ取り剤を別の洗剤と併用してむせたり、色柄物のバスマットを白く脱色させたりする相談は少なくありません。

カビ退治

洗えないぬいぐるみや布製ソファ、カーペットのカビ取りは、まず丸洗いを前提にせず、胞子を飛ばさない部分除去から始めるのが基本です。梅雨明けに押し入れから出したぬいぐるみが黒い点だらけになり、捨てるか迷う相談を毎年受けてきましたが、いきなり擦ったり掃除機で吸ったりすると被害が広がるので、

カビ退治

木製家具のカビは、布やタイルの汚れとは違って木材の多孔質な内部まで菌糸が入り込むため、表面を拭くだけでは再発しやすい汚れです。ハウスクリーニングの現場でも、無垢テーブルの脚元やタンスの引き出し裏を塩素系で白く抜けさせてしまった相談を何度も受けてきましたが、

カビ退治

車内のカビは、シートの座面や背もたれ、フロアマットの裏、エアコン内部のエバポレーター、天井やトランクに生えやすく、湿度60%以上・気温20〜30℃・皮脂や食べこぼしという条件がそろうと一気に増えます。

カビ退治

紙のカビは、白い粉状の軽度なら表面にとどまりやすく、手順を守れば自宅でも取り除ける一方で、黒く広がったものや開いた瞬間に強く臭う状態は奥まで根を張っていると考えたほうがいいです。

カビ退治

部屋のカビ臭は、カビが繁殖するときに放出するMVOCというガスが正体で、芳香剤を足しても発生源が残る限り臭いは戻ります。中村あかりが現場で向き合ってきた「掃除しても臭いが取れない」相談の多くも、見えるカビではなくエアコン内部や押入れ奥のような死角に原因がありました。

湿気・除湿

梅雨の朝、点検口を開けた瞬間に、ふわっと土のにおいとむっとした空気が上がってくることがあります。あの「なんだか嫌な感じ」は思い過ごしではなく、床下の湿気を見極める出発点になります。ただ、床下は一年中からからに乾いている場所ではなく、季節によって湿りやすいのがむしろ普通です。

カビ退治

お風呂の黒カビが落ちないのは、洗剤が弱いからというより、高温・多湿・皮脂や石けんカスがそろう浴室で、場所に合わない落とし方をしていることが多いです。壁と床は塩素系スプレー、ゴムパッキンや目地はジェル、天井はフロアワイパーにエタノールを含ませて拭く。この使い分けができると、掃除の効き方が変わります。